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J-GLOBAL ID：201002296532660580   整理番号：10A0339297

X線CTによる被害材の調査と害虫の活動検出への応用

Investigation of Damaged Wooden Objects and Application of X-ray CT to Detect Insect Activity

著者 (7件)： 鳥越俊行 (九州国立博物館) ,  木川りか (国立文化財機構 東京文化財研) ,  原田正彦 (日光社寺文化財保存会) ,  小峰幸夫 (文化財虫害研) ,  今津節生 (九州国立博物館) ,  本田光子 (九州国立博物館) ,  川野邊渉 (国立文化財機構 東京文化財研)
資料名： 保存科学  (Science for Conservation)
号： 49  ページ： 191-196,1(5)  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： Y0449A  ISSN： 0287-0606  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 歴史的建造物,日光輪王寺,の被害材についてオオナガシバンムシの食害の経時変化を調べた。すなわち,九州国立博物館の文化財用大型X線CTスキャナを用い,測定の際に害虫が逃げ出さないように透明フィルムで密封した状態で測定を行った。幼虫は死ぬことなく活動しているため,経時変化を観察できる。さらに害虫の動きを比較検討することで,殺虫処理の有効性の判定などに利用できる可能性がある。

シソーラス用語： *診断用機器 ,  走査装置 ,  歴史的建造物 ,  *殺虫作用 ,  *食害 ,  *X線CTスキャナ

分類 (1件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： X線CT ,  被害 ,  調査 ,  害虫 ,  活動 ,  応用