抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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建物の取壊し理由を研究した。2007年に,賃貸ビル業を対象にアンケートを行い,近年取り壊された建物につき,存続期間等の建物属性と取り壊し理由を調査した。また,1991年に行った同様調査結果と比較分析した。結果,存続期間は前回が21~30年にピークがあったが,今回は30年以上に移行し,存続期間が10年延長していた,取り壊し理由では,今回,建物用途の喪失,維持管理費用の増大,耐震・耐風性の低下,が前回より増加した,耐用年数到来以前に取り壊す理由として,建物の汚れが目立つようになった,要因が大きかった,社会環境の変化による取り壊しが築20年未満と築51年以上の建物に最も多く見られた,等の知見を得た。