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J-GLOBAL ID：201002296659810092   整理番号：10A0965414

隠れ端末が存在する場合のIEEE802.11 DCFの性能解析

Performance analysis of the IEEE 802.11 DCF in the presence of the hidden stations

著者 (2件)： HUNG Fu-yi (CAIP Center, Dep. of Electrical and Computer Engineering, Rutgers Univ., New Brunswick, NJ, USA) ,  MARSIC Ivan (CAIP Center, Dep. of Electrical and Computer Engineering, Rutgers Univ., New Brunswick, NJ, USA)
資料名： Computer Networks  (Computer Networks)
巻： 54  号： 15  ページ： 2674-2687  発行年： 2010年10月28日 
JST資料番号： A0360B  ISSN： 1389-1286  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,隠れ端末がIEEE802.11分散協調機能(DCF)の性能に及ぼす影響を,非飽和および飽和の両条件で評価する解析モデルを示す。DCFは,搬送波検出多元接続衝突回避(CSMA/CA)法と指数バックオフ手順を利用したランダムアクセス方式である。DCFは広く利用され,アクセスポイントを伴う無線ネットワークとアドホック無線ネットワークの両方に対応できるが,これはそのランダムチャネルアクセス法のためである。その一方で,この方法が隠れ端末の影響を受けることは避け難いが,これにより性能は厳しく劣化する。本論文で示すように,隠れ端末は実世界の設定では頻繁に生じ,802.11に対する性能上の影響は重要関心事であるものの適切に研究されていない。本論文は,この問題を空間時間解析とMarkov連鎖モデルにより研究する。このモデルは,802.11 DCFの性能モデル化の既存の研究を,非飽和および飽和条件の両方に対し一般化する。隠れ端末が存在しないシナリオは,このモデルにおける特殊例と考えることができる。このモデルの性能を,ns-2シミュレーションによる比較で評価する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 規格 ,  プロトコル ,  性能分析 ,  *無線LAN ,  解析モデル ,  性能評価 ,  多元接続通信 ,  入出力 ,  通信網 ,  無線伝送 ,  アドホックネットワーク ,  Markov連鎖 ,  飽和 ,  シミュレーション ,  通信制御 ,  スループット
準シソーラス用語： *IEEE 802.11 ,  DCF ,  *隠れ端末問題 ,  CSMA-CA ,  ランダムアクセス ,  無線ネットワーク ,  ネットワークシミュレーション ,  媒体アクセス制御

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  計算機網  (JC03000K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 隠れ端末 ,  IEEE802 ,  DCF ,  性能解析