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J-GLOBAL ID：201002296698006330   整理番号：10A0404550

流通反応器における加速炭酸塩固化によるコンクリート中へのCO₂の隔離

CO₂ Sequestration in Concrete through Accelerated Carbonation Curing in a Flow-through Reactor

著者 (2件)： KASHEF-HAGHIGHI Sormeh (McGill Univ., QC, CAN) ,  GHOSHAL Subhasis (McGill Univ., QC, CAN)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 49  号： 3  ページ： 1143-1149  発行年： 2010年02月03日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化石燃料の燃焼で年間22×10⁹トンのCO₂が放出されている。放出抑制の主な方策は炭素の捕獲と貯蔵である。ここでは,最近提案されたコンクリートによるCO₂の加速炭酸塩化固化(熱力学的に安定な炭酸塩として貯蔵)を検討した。流通反応器では,16~20%の炭酸塩化効率が達成され,それは以前の研究で用いた静的CO₂圧力室での効率と同等であるが,必要エネルギーは相当少なくてすむ。炭酸塩化実験から,炭酸塩化効率は,遅い溶解および/または溶解した反応性成分のコンクリートマトリックスにおける遅い拡散により,ある程度制限されることがわかった。

シソーラス用語： *二酸化炭素固定化 ,  *流通反応器 ,  *セメント固化 ,  *コンクリート混和材 ,  *二酸化炭素 ,  *地球温暖化 ,  反応性 ,  コンクリート ,  効率化 ,  排ガス処理
準シソーラス用語： 炭酸塩化【セメント】 ,  *二酸化炭素隔離 ,  燃焼排ガス

分類 (3件)： 排ガス処理法  (SC04020W) ,  セメントの性質・分析  (YC05040F) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 流通反応器 ,  加速 ,  炭酸塩 ,  固化 ,  コンクリート ,  CO2 ,  隔離