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J-GLOBAL ID：201002296982746298   整理番号：10A0363729

柑橘類の病気と闘う

Combating Citrus Disease

著者 (1件)： MERMELSTEIN Neil H.
資料名： Food Technology  (Food Technology)
巻： 64  号： 3  ページ： 66,68-69  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： C0006A  ISSN： 0015-6639  CODEN： FOTEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 緑化病としても知られる柑橘類huanglongbing(HLB,中国語でイエロードラゴンの意)は柑橘類で最も恐ろしい病気で世界各地で蔓延している。HLBの原因菌はグラム陰性のCandidatus種で,米粒よりも小さいアジア柑橘類キジラミが媒介する。感染すると葉に黄色い潰瘍ができたり,果実が小さい,変形,緑のままとなる。病気はヒトに害はないが10年以内に果樹が死に,治療法がない。病気の果実は苦味があり果汁製品は品質不良になるが,通常は色と形で工程から排除できる。HLBの原因菌であるCandidatus asiaticus,C.americanus及びC.africanusのゲノムシークエンシングによる治療法研究が進んでいる。

シソーラス用語： *ミカン科 ,  潰瘍病 ,  細菌 ,  DNA【核酸】 ,  キジラミ科 ,  *植物病害 ,  植物病原菌 ,  ヌクレオチド配列 ,  果実【器官】
準シソーラス用語： *かんきつ類 ,  Candidatus ,  Candidatus Liberibacter asiaticus ,  ミカンキジラミ ,  ゲノムシークエンス

分類 (4件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  果樹  (FC03042G) ,  細菌による植物病害  (FC04053P) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (2件)： 柑橘類 ,  病気