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J-GLOBAL ID：201002297005476246   整理番号：10A0730078

蚊で運ばれる病原体を検出するための蚊への糖給餌の利用

Exploiting mosquito sugar feeding to detect mosquito-borne pathogens

著者 (10件)： HALL-MENDELIN Sonja (Univ. Queensland, Queensland, AUS) ,  RITCHIE Scott A. (James Cook Univ., Queensland, AUS) ,  RITCHIE Scott A. (Queensland Health, Queensland, AUS) ,  JOHANSEN Cheryl A. (Univ. Western Australia, Western Australia, AUS) ,  ZBOROWSKI Paul (Univ. Queensland, Queensland, AUS) ,  CORTIS Giles ,  DANDRIDGE Scott ,  HALL Roy A. (Univ. Queensland, Queensland, AUS) ,  VAN DEN HURK Andrew F. (Univ. Queensland, Queensland, AUS) ,  VAN DEN HURK Andrew F. (Queensland Health Forensic and Scientific Serv., Queensland, AUS)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 25  ページ： 11255-11259  発行年： 2010年06月22日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 昆虫,特に蚊が媒介する病原体によって起こる感染症を防御するために,蚊が保持しているウイルスを簡便に検出する方法について研究した。糖をしみ込ませた紙片に蚊を捕捉し,糖が給餌されている間に唾液中に喀出されるウイルスをカード上に吸着させ,リアルタイム逆転写PCRによってウイルス同定した。オーストラリアでの野外実験により,ロスリバーウイルスなどを効率よく検出できることがわかった。ウイルスRNAが検出のためのカード上に少なくとも7日間保持できること,蚊自体に何の操作を加える必要はなく,カードを野外から実験室に送ることも容易であることなど,この方法の有用性を明らかにした。

シソーラス用語： *カ科 ,  病原体 ,  PCR法 ,  スペシエーション ,  *同定 ,  αウイルス ,  給餌 ,  アーボウイルス ,  唾液 ,  フラビウイルス ,  脳炎ウイルス ,  リアルタイムPCR法
準シソーラス用語： 実時間PCR法 ,  *ウイルス同定 ,  *生物種同定 ,  Ross Riverウイルス ,  西ナイルウイルス

分類 (1件)： ウイルスの形態学,分類学  (EG04020U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 蚊 ,  病原体 ,  糖 ,  給餌