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J-GLOBAL ID：201002297088701831   整理番号：10A0898363

生物燃料電池のための多層性自己集合したオスミウム高分子仲介性ラッカーゼ酸素カソード:過酸化水素の役割

Layer-by-Layer Self-Assembled Osmium Polymer-Mediated Laccase Oxygen Cathodes for Biofuel Cells: The Role of Hydrogen Peroxide

著者 (8件)： SCODELLER Pablo (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  CARBALLO Romina (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  SZAMOCKI Rafael (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  SZAMOCKI Rafael (Saarland Univ., Saarbruecken, DEU) ,  LEVIN Laura (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  FORCHIASSIN Flavia (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  CALVO Ernesto J. (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  CALVO Ernesto J. (Saarland Univ., Saarbruecken, DEU)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 32  ページ： 11132-11140  発行年： 2010年08月18日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 精製されたTrametes trogiiラッカーゼを酸素カソードの生物触媒として研究した。酸素カソードは,メルカプトプロパンスルホナート修飾されたAu電極表面を,ラッカーゼとポリ(アリルアミン)結合オスミウム錯体(PAH-Os)を含む溶液に逐次浸漬することにより得られた多層性自己集合薄膜からなった。ポリカチオン骨格はOs酸化還元リレーを運搬し,ポリアニオンは蛋白質はネット負電荷を運搬する様な適切なpH溶液から吸着した酵素である。走査型電気化学顕微鏡(SECM)解析の結果,O₂還元の中間体である痕跡量の過酸化水素について,生物燃料電池に関連した新しい速度論的証拠が得られた。さらに,生物触媒電流に及ぼす過酸化物の阻害効果により,停留状態下で酸素分圧に依存した異常電流や分極曲線におけるヒステリシスを持つピーク形が生じた。

シソーラス用語： ホウロクタケ属 ,  *ジフェノールオキシドレダクターゼ ,  酸素電極 ,  *燃料電池 ,  過酸化水素 ,  高分子薄膜 ,  オスミウム錯体 ,  ポリアリルアミン ,  自己集合 ,  酵素電極 ,  走査型プローブ顕微鏡 ,  カソード ,  金電極 ,  分圧
準シソーラス用語： Trametes trogii ,  *ラッカーゼ ,  酸素分圧 ,  *生物燃料電池 ,  走査型電気化学顕微鏡

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (11件)： 生物燃料電池 ,  多層 ,  自己集合 ,  オスミウム ,  高分子 ,  仲介 ,  ラッカーゼ ,  酸素 ,  カソード ,  過酸化水素 ,  役割