文献

J-GLOBAL ID：201002297140154054   整理番号：10A1100314

ダイレス引抜きによるAZ31マグネシウム合金極細管の創製

Fabrication of AZ31 Magnesium Alloy Fine Tubes by Dieless Drawing Process

著者 (2件)： 古島剛 (首都大学東京大学院理工学研究科) ,  真鍋健一 (首都大学東京大学院理工学研究科)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 51  号： 597  ページ： 990-992 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ダイレス引抜きをAZ31マグネシウム合金管に適用し,その縮管化とマイクロ化への可能性を検討した。また引抜き前後の結晶組織の変化に着目し,ダイレス引抜きによる結晶組織の制御の可能性も検討し,下記の知見を得た。1)引抜き温度400°Cの条件下で断面縮小率60%の引抜きに成功し,外径1.16mmのAZ31微細管を創製した。2)引抜き条件(温度,引抜き速度)によっては引抜き後の結晶組織を制御できる可能性を示した。特に300°Cの低温域では結晶粒が微細化することが分った。

シソーラス用語： *引抜 ,  *ASTM規格 ,  *マグネシウム合金 ,  特殊成形 ,  マイクロ化 ,  結晶構造 ,  断面縮小率 ,  微小管 ,  結晶粒微細化
準シソーラス用語： *AZ31 ,  縮管成形 ,  結晶組織 ,  微細管

分類 (1件)： 引抜  (WC04030L)

引用文献 (7件)：

• 1) 山本玲子:軽金属, 58-11(2008), 570-576.
• 2) 吉田一也・笛木達也:平18塑加春講論, (2006), 221-222.
• 3) 大石幸広:239回塑加シンポテキスト, (2005), 25-31.
• 4) 古島剛・清水徹英・真鍋健一:塑性と加工, 58-556 (2007), 412-416.
• 5) Furushima, T. & Manabe, K.: J. Mater. Process. Technol., <b>191</b> (2007), 59-63.

タイトルに関連する用語 (3件)： 引抜き ,  AZ31マグネシウム合金 ,  創製