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J-GLOBAL ID:201002297168077209   整理番号:10A0966351

D4S234E,新規p53応答遺伝子,はDNA障害に応答してアポトーシスを誘発する

D4S234E, a novel p53-responsive gene, induces apoptosis in response to DNA damage
著者 (5件):
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巻: 316  号: 17  ページ: 2849-2858  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アポトーシスに関する細胞内伝達経路の理解は,有効な癌療法の開発のために必須である。転写因子p53は,遺伝子毒性障害に応答して活性化され,アポトーシスで決定的な役割を果たす。p53は,細胞死をもたらす多くのアポトーシス関連遺伝子の発現を調節している。本研究では,ゲノムワイドな広範な遺伝子発現プロフィールを通して,新規なp53応答遺伝子としてD4S234Eを同定した。D4S234Eプロモータ中のp53結合領域を決定したが,それはDNA障害に対する応答でのp53調節に重要であった。RNA干渉でD4S234Eの発現を阻害すると,アポトーシスが抑制された。さらにD4S234Eが,小胞体(ER)に一部局在することが判明した。D4S234Eに機能的なER保持シグナルを検出したが,重要なのはERターゲティングがD4S234Eによるアポトーシスに必須なことである。さらに,D4S234Eの枯渇は,遺伝子毒性ストレス誘発性Bcl-2の減少やCHOPの増加を消去した。著者らは,新規p53応答遺伝子D4S234EはERに蓄積しており,DNA障害に応答してアポトーシスを誘発すると結論した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞構成体の機能 

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