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J-GLOBAL ID:201002297263386847   整理番号:10A0124227

冬小麦についてのオゾンフラックス-応答関係の確立:英国とポーランドの遺伝子型に基づく不確実性解析

Establishing ozone flux-response relationships for winter wheat: Analysis of uncertainties based on data for UK and Polish genotypes
著者 (9件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 621-630  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この論文は3つの目的を持つ。第一はオゾン汚染が穀物収率と商業的に育成される冬小麦栽培変種に及ぼす影響を調べることである。第二は冬小麦についての気孔オゾンフラクスモデルを誘導してこれをすでに開発されている春小麦についてのそれと比較すること。第三はリスク評価の観点から暴露対フラックス-応答手法を評価することである。15種の冬小麦変種を上部開放箱で成長させ,4レベルのオゾンに暴露した。燻蒸期間中,止め葉の寿命にわたって種々の環境条件の範囲について気孔伝導測定を行った。「オゾン感度」(収率への影響に関する)における顕著な内部特有の変化が同定されたが,収率は日照時間中に40ppb以上の時間当たりの平均オゾン暴露蓄積量(AOT40)と逆相関していた(R<sup>2</sup>=0.63,P<0.001)。収率に及ぼすオゾンの悪影響は主に種子重量の減少によるものであった。環境変数が気孔取込みに及ぼす影響を規定するアルゴリズムは春小麦のデータに基づいて全ヨーロッパ穀物収率に及ぼすオゾンの影響をマッピングする,現在使用されているアルゴリズムと微妙に異なる。生物季節学的な影響における顕著な内部特有の変化が同定された。このことは,「平均的な挙動」を誘導される必要があり,これは誘導された気孔フラックスモデルの予測能力を減少させることになる(R<sup>2</sup>=0.49,P<0.001,15変種を含む)。まさに,内部特有な変化が現れた場合,全データセットから導かれたフラックスモデルはオゾンの小麦収率への影響を予測する上ではAOT40指標と似たようなものである。この研究によって,地域レベルでのオゾンの影響のモデリングとマッピングを行う場合には,特定の植物タイプに適切なオゾンリスク評価ツールを使用することが必要であることが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気圏環境汚染  ,  地球化学一般  ,  植物生理学一般  ,  発生,成長,分化  ,  麦 

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