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J-GLOBAL ID：201002297295845576   整理番号：10A0921431

地域・風土に学ぶ家づくり わが国における環境設計技術の現状

著者 (1件)： 佐藤清 (テクノプラン建築事務所)
資料名： 建築とまちづくり
号： 390  ページ： 06-09  発行年： 2010年07月01日 
JST資料番号： Y0864A  ISSN： 0389-6218  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国における環境設計技術の課題を検討した。環境設計技術には2つのカテゴリーがある。1)省エネルギー向上,2)安全性確保の技術である。1つ目の省エネルギー向上のために気密性を重視するあまり,シックハウス問題等が発生している。今では,「家を売る型」の住宅が優位になっているが,「手作り型」の土壁や本物の漆喰の施工も必要である。2つ目の安全性を確保するためには,「合板住宅」を一掃することが必要である。合板は,耐久性が短く,接着剤も処理困難物である。クロム・銅・砒素ヒで処理をしたCCA処理木材もリサイクルに多くの問題がある。安易な塗り壁材も本物に戻したい。わが国にふさわしい住まいづくりのあり方を再構築することは可能である。

シソーラス用語： 地域差 ,  自然環境 ,  *建築設計 ,  建設技術 ,  *省エネルギー ,  *安全性 ,  太陽光発電 ,  再生エネルギー ,  気密構造 ,  室内空気質 ,  合板 ,  生産量 ,  接着剤 ,  防腐処理 ,  壁 ,  左官工事 ,  独立住宅 ,  住環境
準シソーラス用語： 塗り壁 ,  風土

分類 (2件)： 住宅建築,農村建築,城  (RB05040V) ,  建築環境一般  (RB02010T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 地域 ,  風土 ,  家 ,  環境設計 ,  現状