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J-GLOBAL ID:201002297343860051   整理番号:10A0236227

オレイン酸キャップ・カドミウムカルコゲナイド(CdE:E=Se,Te)ナノ結晶のワンポット合成

One-pot synthesis of oleic acid-capped cadmium chalcogenides (CdE:E=Se, Te) nano-crystals
著者 (5件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 101-109  発行年: 2010年 
JST資料番号: W1361A  ISSN: 1388-0764  CODEN: JNARFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オレイン酸でキャップしたカドミウム・カルコゲナイド(CdSe及びCdTe)ナノ結晶をワンポット合成してその光吸収及び光ルミネッセンス(PL)を測定した。これらのナノ結晶試料は酢酸カドミウムとそれぞれのトリオクチルフォスフィンをジフェニルエーテル中で加熱して作製し,それらの結晶構造をX線回折(XRD)で決定し,UV~可視領域での光吸収及びPLを測定した。これら吸収及び発光特性は5nm以下の寸法の試料で報告された値とよく一致した。充分に分散したCdSe粒子は431~434nm及び458~460nmの領域での吸収帯を示し,PLでは515nmにバンド端発光を示した。またCdTe粒子は700nm以下に吸収帯を示した。また結晶構造に関しては,CdSe及びCdTeの両方について150°Cでは立方晶系が支配的であったが,200°CではCdSeは立方晶系であるのに対してCdTeでは六方晶系を示した。一方,X線光電子分光(XPS)の測定結果ではSeO2によるピークが観測されず,キャッピングによって酸化が防止され,粒子が長時間にわたって安定であることを示している。この研究によって半導体ナノ粒子のワンポット合成の有用性が示された。
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分類 (2件):
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半導体の結晶成長  ,  塩 
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