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J-GLOBAL ID：201002297376445777   整理番号：10A0626977

官能化カーボンナノチューブに基づく高分子ナノ複合材料

Polymer nanocomposites based on functionalized carbon nanotubes

著者 (5件)： SAHOO Nanda Gopal (School of Mechanical and Aerospace Engineering, Nanyang Technological Univ., 50 Nanyang Avenue, 639798 Singapore, SGP) ,  RANA Sravendra (Dep. of Textile Engineering, Konkuk Univ., Seoul 143-701, KOR) ,  CHO Jae Whan (Dep. of Textile Engineering, Konkuk Univ., Seoul 143-701, KOR) ,  LI Lin (School of Mechanical and Aerospace Engineering, Nanyang Technological Univ., 50 Nanyang Avenue, 639798 Singapore, SGP) ,  CHAN Siew Hwa (School of Mechanical and Aerospace Engineering, Nanyang Technological Univ., 50 Nanyang Avenue, 639798 Singapore, SGP)
資料名： Progress in Polymer Science  (Progress in Polymer Science)
巻： 35  号： 7  ページ： 837-867  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： B0802A  ISSN： 0079-6700  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブ(CNTs)は優れた電気的,機械的,磁気的性質だけでなく,ナノスケールの直径と高アスペクト比を示し,高張力高分子複合材料のための理想的な補強剤となる。しかしながら,CNTはVan der Walls相互作用により通常の安定化した束を形成するため,高分子マトリックス中に分散および整列させることは困難である。CNTの補強複合材料の製造における最大の問題は,高分子マトリックスへのCNTsの効率的分散,分散のアセスメント,およびマトリックス中のCNTsの整列と制御にある。高分子マトリックスでのナノチューブの分散については,溶解混合,融解混合,エレクトロスピニング,in-situ重合およびカーボンナノチューブの化学的官能化など,いくつかの方法がある。本レビューでは,これらの方法と高性能CNT高分子複合材料の製造を述べた。各種のCNT官能化法の厳密比較を行う。特に,クリック化学を用いたCNT官能化と超分枝高分子を採用したCNT複合材料の製造が,良好なCNT分散を達成する潜在的な技術であるとして強く主張した。また,機械的,熱的,電気的,電気化学的および光学的特性に関する論議と,高分子/CNT複合材料の応用も含む。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *官能化 ,  *カーボンナノチューブ ,  *ナノ複合材料 ,  レビュー ,  *分散【dispersion】 ,  化学反応 ,  超分枝重合体 ,  機械的性質 ,  電気伝導率 ,  光学的性質 ,  ポリウレタン ,  ポリイミド ,  デンドリマ ,  その場重合 ,  混合 ,  マトリックス【母体】 ,  *高分子有機-無機ハイブリッド ,  化学合成
準シソーラス用語： in situ重合 ,  クリック化学

分類 (1件)： 高分子化学一般  (CG01000B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 官能化 ,  カーボンナノチューブ ,  高分子ナノ複合材料