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J-GLOBAL ID：201002297405335269   整理番号：10A0599380

メタノール中のメトキシクロルの放射分解とHPLCとGC-MSによる放射線分解生成物のモニタリング

Radiolytic degradation of methoxychlor in methanol and monitoring of radiolytic products by HPLC and GC-MS

著者 (2件)： BUTT S. B. (Pakistan Inst. Nuclear Sci. and Technol., Islamabad, PAK) ,  RIAZ M. (Pakistan Inst. Nuclear Sci. and Technol., Islamabad, PAK)
資料名： Radiochimica Acta  (Radiochimica Acta)
巻： 98  号： 5  ページ： 307-314  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0563A  ISSN： 0033-8230  CODEN： RAACA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メトキシクロル(MXC)は,1972年のジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)の禁止以来,使用量が増加した有機塩素系殺虫剤である。米国EPAは85以上の穀物に対するMXCの使用を認可しているが,MXCとその代謝産物の許容量以上は,エストロゲン効果や生殖毒性を持つかもしれないと報告されている。本研究の主要目的は,MXC除去のためのγ線放射線分解ゲースの効率的な先進的酸化プロセスを開発し,HPLC,GC-ECD及びGC-MSを用いて発生した分解生成物をモニタリングすることである。⁶⁰Coγ線源による5kGy(200kGyh^-1)照射で,95%以上のメトキシクロルが分解した。分解はGC-ECDによりモニターされ,分解生成物はGC-MSにより特定された。主要な分解は,メトキシクロルからメトキシフェニルの脱離による脱塩素と脱塩化水素,及びメタノールの放射線分解により発生した他のラジカルの相互反応を通して発生する。生成物のほとんどは,メタノールの放射線分解からのメトキシラジカルに置換されていた。

シソーラス用語： *放射線分解 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  GC-MS分析 ,  エストロゲン ,  生殖毒性 ,  コバルト60 ,  脱塩素 ,  脱塩化水素 ,  殺虫剤 ,  *γ線照射 ,  有機塩素化合物 ,  フェノールエーテル ,  脂肪族アルコール ,  芳香族塩素化合物
準シソーラス用語： 放射分解 ,  *HPLC ,  GC-MS

分類 (1件)： 放射線化学反応  (CB09020M)

物質索引 (3件)： メトキシクロル ,  メタノール ,  ジクロロジフェニルトリクロロエタン

タイトルに関連する用語 (7件)： メタノール ,  メトキシクロル ,  放射分解 ,  HPLC ,  放射線 ,  分解生成物 ,  モニタリング