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J-GLOBAL ID:201002297438389941   整理番号:10A0123753

中温固体酸化物燃料電池用のLa0.7Sr0.3CuO3-δ-Sm0.2Ce0.8O2-δ傾斜機能複合カソードの電気化学性能

Electrochemical performance of La0.7Sr0.3CuO3-δ -Sm0.2Ce0.8O2-δ functional graded composite cathode for intermediate temperature solid oxide fuel cells
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巻: 35  号:ページ: 1742-1748  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: B0192B  ISSN: 0360-3199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,傾斜機能La0.7Sr0.3CuO3-δ-Sm0.2Ce0.8O2-δ(LSCu-SDC)複合カソードの製作および電気化学特性について研究した。電極の相組成,微細構造および電気化学的性質について,X線回折(XRD),電子顕微鏡,電気化学インピーダンス分光法(EIS)および陰分極検証を使って特性化した。これらの結果によって,三重層傾斜カソードは単層カソードに比べ優れた電気化学性能を持つことを示した。傾斜LSCu-SDCカソードは空気中において800°Cで0.094Ωcm2の分極抵抗を示し,単層LSCuカソードの0.234Ωcm2に比べ大幅に低い値であった。傾斜カソードの電流密度は30mVの過電圧において0.341Acm-2で,単層LSCuの0.146Acm-2に比べ2倍超であった。電気化学性能の向上は,SDC電解質を持つ傾斜組成においてカソード相の物理的ならびに電気化学的適合性が向上したこと,さらに酸素還元のための三重相境界が拡大したことに起因すると考えることができる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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