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J-GLOBAL ID：201002297462028356   整理番号：10A0878053

組織培養によるコナラのクローン増殖

著者 (1件)： 茂木靖和 (岐阜県森林科研)
資料名： 岐阜県森林研究所研究報告  (Bulletin of the Gifu Prefectural Research Institute for Forests)
号： 39  ページ： 19-22  発行年： 2010年03月24日 
JST資料番号： Z0592A  ISSN： 1882-840X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コナラ枯れ抵抗性に関する検定を組織培養で行うためクローン増殖用の培地を検討した。材料にカシノナガキクイムシの穿孔を受けたコナラの萌芽枝の腋芽を用いた。初代培養で得られたシュートから継代培養した。発根に用いるシュート(7mm以上)の効率的な方法はBAP,トレハロースを添加したWP培地で培養し,GA₃を添加したWP培地に継代する方法であることが判った。糖濃度とシュート増殖に及ぼす影響は,トレハロースの場合は濃度に比例してシュート伸長量が大きくなった(サッカロースは逆の傾向)ことから,シュート増殖にはトレハロースが適すると考えられる。

シソーラス用語： *コナラ ,  樹木 ,  *組織培養 ,  キクイムシ科【昆虫類】 ,  耐虫性 ,  培地 ,  シュート【植物器官】 ,  クローン ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  グルコシド
準シソーラス用語： カシノナガキクイムシ

分類 (2件)： 生殖  (EH02040F) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

物質索引 (1件)： トレハロース

タイトルに関連する用語 (3件)： 組織培養 ,  コナラ ,  クローン増殖