抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
CO
2発生量が削減できる大型電気ボイラの現状について述べ,木村化工機(株)の大型電気ボイラを紹介すると共に電気ボイラの将来性を考察した。わが国では,蒸気発生量500kg/h以上のボイラが年間約1万台近く生産されるが,その99%以上が燃料焚きボイラである。その理由は,燃料に比べ電気の方がエネルギー単価が高く,パッケージ化された燃料焚きボイラの方が割安であるからである。木村化工機(株)の大型電気ボイラは,水自体に通電し,水の電気抵抗によるジュール熱を利用して蒸気を発生させる。具体的には,ノズル付電極から対向電極にジェット水流を形成し,ノズル付電極に高圧電位をかけて水流を加熱する。特長としては,本質安全,無公害,良好な制御性,無人運転,容易な保守作業,省スペース,高効率,等が挙げられる。これらの優位性が見直されれば普及する可能性は十分にある。