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J-GLOBAL ID:201002297562311586   整理番号:10A0933033

油燃焼ボイラにおけるバイオエタノール燃焼について考慮すべき幾つかの事項

Some considerations about bioethanol combustion in oil-fired boilers
著者 (3件):
資料名:
巻: 91  号: 11  ページ: 1537-1550  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: A0298B  ISSN: 0378-3820  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ボイラ中でのバイオエタノールの燃焼について分析し通常の液体燃料と比較した。本研究は,工業用ボイラの熱効率に対するエタノールによる軽油置き換えの影響評価と同様に,燃焼性能の実験評価をも含んでいる。これまで研究は内燃機関の燃料置き換え研究に向けられてきたが,エンジン内で軽油-バイオエタノールブレンドを実際に使用するというものだった。しかしながら,ボイラ内でのバイオエタノールによる通常の液体燃料置き換えのキャラクタリゼーションに言及する研究は殆ど無かった。燃焼試験は,バイオエタノールと軽油火炎間の大きな差異を明らかにした。煤,NOxおよびSO2の排出は,エタノールにより大きく低下した,一方でこの燃料は,バーナーを適当に適応させなければ,軽油よりも高いCO量を生成することが分かった。実験試験は,バーナーおよびボイラ運転のいずれもを,工業用ボイラにおける燃料変更の場合のように,再調整もしくは改質する必要があることを実証した。もし熱入力を一定に保持したいのであれば,より大きい容量のノズルを使用する必要がある,かつ空気供給速度はかなり修正する必要がある。また,火炎検出器は置換せねばならないかも知れない,そして燃料供給系は,エタノールのキャビテーションに対する傾向が増すことから修正すべきであろう。同じ熱入力の使用は,同一の水蒸気製造保持を保証できないだろう,しかしボイラ運転の幾つかのパラメータは,例えばガス再循環部分,水蒸気冷却系および排ガス中の酸素パーセント等では,軽油からバイオエタノールへ変換する時,ボイラの容量低下を避けるために修正すべきだろう。軽油ボイラ中でのバイオエタノール燃焼の可能性について分析してきたが,その結果は,燃料変換は技術的に可能であること,そして汚染物質低減の点で幾つか長所を与えることが確認された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  ボイラ 
タイトルに関連する用語 (4件):
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