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J-GLOBAL ID：201002297602519061   整理番号：10A0618630

繊維材料の熱音響特性

Thermoacoustic properties of fibrous materials

著者 (2件)： JENSEN Carl (Dep. of Physics and Astronomy and National Center for Physical Acoustics, Univ. of Mississippi, Univ., Mississippi 38677) ,  RASPET Richard (Dep. of Physics and Astronomy and National Center for Physical Acoustics, Univ. of Mississippi, Univ., Mississippi 38677)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 127  号： 6  ページ： 3470  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 雰囲気温度が勾配を持つ多孔質材料中の伝搬に対して提示した解析モデルを試験するため,繊維材料の熱音響特性を計算流体シミュレーションによって研究した。多孔質材料の音響特性は,実験による形状係数を使って材料に対して細孔理論を当てはめ,材料を細孔の配列として近似した微細構造モデルの形で理解している。雰囲気温度勾配のある熱音響の場合に対するこれらの音響理論の拡張はRoh他によって提案され[J.Acoust.Soc.Am.121,1413~1422(2007)],またWilsonの多孔質音響に対する緩和近似[J.Acoust.Soc.Am.94,1136~1145(1993)]に基づくモデルは本論文で提案したが,しかしこれらの解析モデルによる予測は計測値に対比した試験で成功していない。広い帯域幅の実験装置で適用した温度勾配の影響を精確に特性化するのは困難であることが実証され,結果として,筆者らは解析モデルの予測を試験するため,繊維状形状内の伝搬の数値シミュレーションを行った。いくつかの繊維サンプルに対する結果によって,モデルは形状係数および緩和時間に基づき熱音響性能について信頼性のある予測を与えることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *音響特性 ,  音波伝搬 ,  繊維 ,  多孔質体 ,  解析モデル ,  試験 ,  温度勾配 ,  計算流体力学 ,  数値解析 ,  シミュレーション ,  予測技法 ,  微細構造
準シソーラス用語： 熱音響特性

分類 (1件)： 音波伝搬  (BB03030G)

タイトルに関連する用語 (2件)： 繊維材料 ,  音響特性