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J-GLOBAL ID:201002297743724289   整理番号:10A0994197

チアゾリルペプチド系抗生物質の生合成:リボソームの新生蛋白質に対する翻訳後修飾のカスケード

Thiazolyl Peptide Antibiotic Biosynthesis: A Cascade of Post-translational Modifications on Ribosomal Nascent Proteins
著者 (3件):
資料名:
巻: 285  号: 36  ページ: 27525-27531  発行年: 2010年09月03日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トリチアゾリル(テトラヒドロ)ピリジンをコアにもつ抗生物質について,本総説ではその標的と生合成過程を紹介する。このような化合物には,チオシリン,GE2270A,チオストレプトンなどがあり,50Sリボソームのサブユニットや伸長因子Tuに強く結合することにより,細菌の蛋白質合成を阻害する。生合成では,50~60残基の前駆体ペプチドが翻訳後修飾され,N末のリーダー配列を除去された後のC末14~18残基を足場とする。ゲノムには,前駆体ペプチドの遺伝子に隣接して翻訳後修飾酵素の遺伝子クラスタがあり,それらの遺伝子でコードされる酵素群は,SerやThrをデヒドロアミノ酸に変え,Cysをチアゾールに変換し,2つのデヒドロアラニンを(テトラヒドロ)ピリジンに縮合する。このようにして3つのCysと2つのSerからトリチアゾリルピリジンの骨格が合成される。
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分類 (1件):
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抗生物質一般 
物質索引 (10件):
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