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J-GLOBAL ID：201002297814533307   整理番号：10A0944688

タイ王国のTha Chin川流域の県ベースの自己修復の効率

Province-based self-remediation efficiency of the Tha Chin river basin, Thailand

著者 (3件)： THAIPICHITBURAPA P. (Kasetsart Univ., Bangkok, THA) ,  MEKSUMPUN C. (Kasetsart Univ., Bangkok, THA) ,  MEKSUMPUN S. (Kasetsart Univ., Bangkok, THA)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 62  号： 3  ページ： 594-602  発行年： 2010年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タイ王国の4つの県を流れるTha Chin川の水質調査を,流域全体の36か所で2007年5月(雨季初期)と10月(雨季後期)に行い,4つの県毎の栄養塩類(窒素とリン)の流入と流出による収支と自己修復効率を概念モデルを用いて調べた。この地域の年間降雨量の88%が5~10月に降り,河川流水量は5月に比べて10月は1桁以上多く,汚染を低減する要因になっているが,年間を通して富栄養化状態であることが判った。5と10月の県毎の溶存無機窒素(DIN)とオルトリン酸塩(P)の物質収支をまとめ,下流域ほどこれらの流入量が高くなっていた。上流域ほど修復効率が高く,最上流県では60%であったが,最下流県は12%であった。県毎の水環境と漁業資源の優れた条件を得るには,DINとPの修復効率をそれぞれ20%と50%に管理する必要があり,DINとPの長期観測の必要性を指摘した。

シソーラス用語： *河川汚濁 ,  水質調査 ,  栄養塩類 ,  河川 ,  タイ王国 ,  河川流域 ,  窒素 ,  リン ,  *富栄養化 ,  *回復 ,  水質管理 ,  リン酸塩 ,  雨季 ,  物質収支 ,  河川環境 ,  水産資源 ,  効率 ,  観測 ,  環境モニタリング ,  *自己修復 ,  長期観測 ,  DIN【窒素】 ,  水質監視 ,  *水質汚濁 ,  管理
準シソーラス用語： Tha Chin川 ,  漁業資源 ,  修復効率 ,  溶存無機窒素 ,  水質モニタリング

分類 (1件)： 河川汚濁  (SB02020F)

タイトルに関連する用語 (5件)： タイ王国 ,  THA ,  川 ,  流域 ,  自己修復