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J-GLOBAL ID：201002297915985241   整理番号：10A0077399

共振器増強デュアルコム分光法

Cavity-enhanced dual-comb spectroscopy

著者 (13件)： BERNHARDT Birgitta (Max Planck Inst. fuer Quantenoptik, Garching, DEU) ,  OZAWA Akira (Max Planck Inst. fuer Quantenoptik, Garching, DEU) ,  JACQUET Patrick (Univ. Paris-Sud, Orsay, FRA) ,  JACQUEY Marion (Univ. Paris-Sud, Orsay, FRA) ,  KOBAYASHI Yohei (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  UDEM Thomas (Max Planck Inst. fuer Quantenoptik, Garching, DEU) ,  HOLZWARTH Ronald (Max Planck Inst. fuer Quantenoptik, Garching, DEU) ,  HOLZWARTH Ronald (Menlo Systems GmbH, Martinsried, DEU) ,  GUELACHVILI Guy (Univ. Paris-Sud, Orsay, FRA) ,  HAENSCH Theodor W. (Max Planck Inst. fuer Quantenoptik, Garching, DEU) ,  HAENSCH Theodor W. (Ludwig-Maximilians-Univ. Muenchen, Muenchen, DEU) ,  PICQUE Nathalie (Max Planck Inst. fuer Quantenoptik, Garching, DEU) ,  PICQUE Nathalie (Univ. Paris-Sud, Orsay, FRA)
資料名： Nature Photonics  (Nature Photonics)
巻： 4  号： 1  ページ： 55-57  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： W2212A  ISSN： 1749-4885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子フィンガープリンティングの感度は,吸収試料を高フィネス光共振器に入れると,実効光路長が長くなるため,劇的に向上する。レーザー周波数コムからの等距離線を,広いスペクトル領域にわたって同時に共振器に注入すれば,数ミリ秒以内に複数の微量ガスを特定できるかもしれない。しかし,共振器を通して伝わった光を効率よく分析することは,依然として困難である。今回,共振器増強周波数コムフーリエ変換分光法という新しい方法によって,この困難が完全に克服され,検出器アレイを必要とせずに,数十マイクロ秒以内での超高感度広帯域幅高分解能スペクトル測定が可能になった。この方法で,テラヘルツから紫外までの領域を測定できる可能性がある。我々は,1,500のスペクトル要素からなり20nmにわたるアンモニアの1.0μm倍音帯のスペクトルを,わずか18μs以内に4.5GHzの分解能と1s平均で1×10^-10cm^-1Hz^-1/2の雑音等価吸収で記録した。このように,今回の結果は,急速に変化する単一事象の時間分解分光測定への道を開くものである。Copyright Nature Publishing Group 2010

シソーラス用語： 光共振器 ,  周波数 ,  近赤外分光分析 ,  気体 ,  *Fourier分光法 ,  アンモニア ,  倍音 ,  時間分解分光法 ,  高感度 ,  広帯域 ,  高分解能 ,  アルキン ,  *周波数コム
準シソーラス用語： Fourier変換分光法 ,  微量ガス

分類 (1件)： 赤外・遠赤外領域の分光法と分光計  (BD07042H)

物質索引 (1件)： アセチレン

タイトルに関連する用語 (3件)： 共振器 ,  増強 ,  デュアルコム分光法