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J-GLOBAL ID：201002297968300801   整理番号：10A0386964

ZEUS・ハイブリッド 始動から1年,大幅な推進効率実現へ ハイブリッドエンジン研究もスタート

資料名： 海技研ニュース 船と海のサイエンス  (NMRI Newsletter Science of Ship and the Sea)
号： 2010-Spring  ページ： 3-7  発行年： 2010年04月09日 
JST資料番号： L4676B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 船舶からの排出ガスを半減し,長期的にはゼロにする海技研の「ZEUSプロジェクト」が始動して1年が経過した。本プロジェクトは,超幅広ツインスケグ,リアクションポッド,波浪中抵抗低減装置,船尾トンネル部境界層制御技術をコア技術とし,ポッド型という不利な推進システムを採用した上で当面は40%ものGHG削減,即ち燃費40%削減を目指している。それには推進効率を大幅に向上させ,摩擦抵抗を減らすことなどが必要条件になる。海技研で開発したツインスケグは,外観が2軸船のようにスケグを2つにし,スケグの後ろにポッド型プロペラを配置した船型であり,一つのプロペラで二重反転プロペラの効果を得ている。ZEUSは,すぐにでも実用化が可能であることを模型試験などで確認している。

シソーラス用語： コンテナ船 ,  *船型 ,  *推進効率 ,  *船用プロペラ ,  模型試験 ,  流体潤滑 ,  プロジェクト ,  *排気ガス制御 ,  *船舶推進 ,  船尾 ,  境界層制御
準シソーラス用語： *ポッド推進 ,  空気潤滑 ,  *二重反転プロペラ

分類 (1件)： 船舶性能  (QJ02010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 始動 ,  推進効率 ,  研究 ,  スタート