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J-GLOBAL ID:201002297984988244   整理番号:10A0456942

Xenopus Bsxは日周細胞周期リズムと松果体の光受容体の運命を結び付ける

Xenopus Bsx links daily cell cycle rhythms and pineal photoreceptor fate
著者 (4件):
資料名:
巻: 107  号: 14  ページ: 6352-6357  発行年: 2010年04月06日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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日周時計と細胞周期がどの様に相互作用するかの理解はかなり進歩したが,細胞増殖の日周コントロールと特定な細胞型の発生の間を結び付ける分子はまだ不明である。この問題の取り組みに適している系は,日周リズムの調節に中心的な役割をする背面間脳構造である松果組織である。非哺乳類の脊柱動物の研究から松果体は網膜と多くの類似性を共有し,進化起原が共通であることが知られている。網膜と比較して松果体は僅か二つの神経型,光受容体と投射ニューロンを含む簡単な構造を示し,それらは同じ前駆体から発生し,それぞれ網膜の光受容体と神経節の機能ホモログとなる。特に光受容体は松果体の日周システムの核を構成し,日周の光入力を伝達し,メラトニンの律動的生産を可能にすると同時に,脳の他の領域を神経支配する投射ニューロンと接触する。松果体の生理における光受容体の中心的役割にも拘わらず,この神経型の仕様を明らかにする機構は概して不明である。本報で著者らは,有糸分裂後の光受容体の前駆体においてホメオボックス遺伝子Xenopus Bsx(Xbsx)が律動的に発現し,松果体細胞が示すS期入りの日周リズムに補完的なサイクルで夜中にピークに達することを示した。Xbsxをノックダウンすると松果体の増殖の夜のレベルが上昇する一方で,GR-Xbsx蛋白質の活性化はS期入りの日周リズムを最低レベルに平坦化した。さらに,Xbsxは光受容体の運命の促進に必要かつ十分である証拠を得た。これらのデータは,Xbsxが日周の細胞周期の進行プロフィルの形成と松果体の光受容体の仕様決定の二つの役割をすることを示し,二つの事象を結び付けるユニークな作用をすると指摘した。
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分類 (2件):
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動物生理一般  ,  視覚 
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