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J-GLOBAL ID：201002298008733149   整理番号：10A0840625

有機物質/石灰石/ゼロ価鉄混合物による透水反応性バリアを用いた地下水からのヒ素のin situ除去

In situ removal of arsenic from groundwater by using permeable reactive barriers of organic matter/limestone/zero-valent iron mixtures

著者 (6件)： GIBERT O. (Univ. Politecnica de Catalunya, Barcelona, ESP) ,  GIBERT O. (CETaqua, Barcelona, ESP) ,  DE PABLO J. (Univ. Politecnica de Catalunya, Barcelona, ESP) ,  DE PABLO J. (Centre Tecnologic de Manresa, Manresa, ESP) ,  CORTINA J.-L. (Univ. Politecnica de Catalunya, Barcelona, ESP) ,  AYORA C. (CSIC, Barcelona, ESP)
資料名： Environmental Geochemistry and Health  (Environmental Geochemistry and Health)
巻： 32  号： 4  ページ： 373-378  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： D0706A  ISSN： 0269-4042  CODEN： EGHEE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉱山の酸性排水による地下水汚濁の浄化を対象として,嫌気条件の入江から採集した硫酸還元菌群,都市堆肥と石灰石混合物,及びこの混合物にゼロ価鉄(ZVI)を添加した混合物による水中のヒ素除去能を比較した。実験では,2種類の混合物をカラムに充填し,pH3,ヒ素濃度0.03mMのモデル酸性排水をカラム通過速度20時間で2箇月間循環し,排水中のヒ素濃度とpHを測定した。その結果,両混合物とも排水中のヒ素を著しく吸着した。ZVI添加混合物はヒ素除去率が安定指定しており,排水中のヒ素濃度はWHOの飲用水基準(10μg/L)を下回った。ヒ素の吸着能はpHと相関があり,pHを中性付近に維持することが好ましいことがわかった。又,ヒ素の吸着は他の金属との共沈と関連していた。

シソーラス用語： 鉱山排水 ,  *ヒ素 ,  硫酸還元菌 ,  堆肥 ,  石灰石 ,  *鉄 ,  酸性廃水 ,  共沈 ,  pH依存性 ,  *人工バリア ,  用水処理 ,  地下水汚濁 ,  *浄化
準シソーラス用語： *ゼロ価鉄 ,  *地下水浄化 ,  *透水反応性バリア

分類 (3件)： 用水の化学的処理  (SC02040E) ,  水質汚濁一般  (SB02010U) ,  排水処理  (UA03042P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 有機物質 ,  石灰石 ,  ゼロ価鉄 ,  混合物 ,  透水反応性バリア ,  地下水 ,  ヒ素