P19多能性細胞の染色質の完全性と生存におけるZEPIP/Zfp462の関与

MASSE Julie; LAURENT Audrey; NICOL Barbara; GUERRIER Daniel; PELLERIN Isabelle; DESCHAMPS Stephane

文献

J-GLOBAL ID：201002298045905812 整理番号：10A0330547

P19多能性細胞の染色質の完全性と生存におけるZEPIP/Zfp462の関与

Involvement of ZFPIP/Zfp462 in chromatin integrity and survival of P19 pluripotent cells

出版者サイト複写サービスで全文入手 {{ this.onShowCLink("http://jdream3.com/copy/?sid=JGLOBAL&noSystem=1&documentNoArray=10A0330547&COPY=1") }}
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=10A0330547&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=B0313A") }}

著者 (6件)： , , , , ,
資料名：
巻： 316 号： 7 ページ： 1190-1201 発行年： 2010年04月15日
JST資料番号： B0313A ISSN： 0014-4827 CODEN： ECREAL 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

全能性あるいは多能性細胞の増殖や分化は核の染色質の構成と構造に強く相関することが近年示されてきた。我々は最近,脊椎動物の早期の胚発生における細胞分裂を正しく行わせるのに必要な亜鉛フィンガー核因子としてのZEPIP/Zfp462を同定した。そこで,この因子が細胞分裂時に一般的な役割を果たしているかどうか,胚細胞の運命や分化に何らかの関与をしているかどうかを調べた。この目標を達成するために,我々はZEPIP/Zfp462を発現している多能性のP19および分化した3T3細胞において,ノックダウン実験を行った。ZEPIP/Zfp462に対する特異的なshRNAを用いて,我々はこの蛋白質を除去するとP19細胞では細胞死が誘導されたが,3T3細胞には影響がないことを明らかにした。さらに,この蛋白質の非存在下では,P19細胞ではセントロメア周辺ドメインの完全な破壊と共にHP1α蛋白質の再分布とDNAサテライトから転写されたRNAレベルが増加した。これらの結果はZEPIP/Zfp462が多能性細胞において染色質構造の維持に重要な役割をもつことを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

, , , , , , , ,
, , , ,

細胞構成体の機能

, , , , ,

前のページに戻る