文献
J-GLOBAL ID:201002298069428551   整理番号:10A1024336

病院におけるコージェネレーションシステム 公立福生病院における環境負荷低減

著者 (2件):
資料名:
巻: 19  号: 10  ページ: 5-9  発行年: 2010年10月10日 
JST資料番号: L1693A  ISSN: 0918-7510  CODEN: KUENE9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
公立福生病院は西多摩地区の中核的病院であり,2010年2月に全面開院を迎えた。外観は周辺環境に調和し,自然の風合いや色合いを持ったせっ器質タイルを使用することで,地域の方々に愛され,信頼される病院としてのイメージを大切にしている。環境負荷削減手法は,経済性,信頼性,環境性,維持管理性の4つの視点を意識しながら,総合的な判断により以下の具体的方策を採用した;(1)屋上緑化:省エネルギー効果,建物の耐久性向上,都市気候改善の3つの環境負荷低減を効果に狙った。(2)井水利用,井水熱利用:夏冷たく冬温かい井水の熱特性を利用して,厨房用外調機にアクリル系樹脂コーティングをした井水コイルを設置し,外気をプレヒート・プレクールすることで冷房ピーク時には空調エネルギーを約70%軽減する計画としている。熱交換後の井水は井水槽に戻し,便所洗浄水として使用している。(3)熱源計画と搬送動力の低減:空調熱源は環境負荷の小さい電気・天然ガスをエネルギーとする複合熱源とした。(4)コージェネレーションシステムの採用:発電機は350kWのガスエンジン発電機2台から構成され,発電電力は商用電源と系統連系をとり定時供給を行うとともに,ガスエンジンからの排熱を,冷房,暖房,給湯に利用する計画としている。(5)4病室のパーソナル空調の採用:病院の空調方式は外調機とFCUによる方式とし,6つのファンを持つ多床室用FCUによりデイルームとベッド単位で風量の調節ができる計画とした。(6)照明の省エネルギー手法の採用:蛍光灯照明器具にはインバータ点灯方式を採用し,病室内常夜灯にLEDダウンライトを採用するなど,高効率光源・器具を主体とし消費電力の削減に配慮している。(7)BMSの導入:病院はエネルギー多消費施設であり,資源を無駄なく有効に活用するツールとしてBMSの導入を図った。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
エネルギー消費・省エネルギー 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る