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J-GLOBAL ID:201002298096768933   整理番号:10A1379304

高ケイ素球状黒鉛鋳鉄上の溶融アルミニウムめっき皮膜の金属組織と高温酸化挙動

Microstructure and high temperature oxidation behavior of hot-dip aluminized coating on high silicon ductile iron
著者 (2件):
資料名:
巻: 205  号:ページ: 1220-1224  発行年: 2010年11月25日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高ケイ素球状黒鉛鋳鉄をAl溶融浴への溶融めっき法で被覆した。アルミナイズド合金と無処理基板の酸化挙動を空気中で750°Cで研究した。結果によれば,被覆層は3層から成っていて,外側のトップコートから基板に向けて,アルミニウム,Fe-Al金属間化合物,Siの集積層の順であった。金属間化合物層は外側のFeAl3と内側のFe2Al5で構成されていた。外側の棒状のFeAl3はアルミニウムのトップコートに分散していた。一方,内側の舌状のFe2Al5は,アルミニウムめっき層の主たる相になる金属層の中に形成されていた。アルミニウム,Fe2Al5,ケイ素の集積層の3層は,それぞれ,HV50,HV1100,およびHV450の硬度を示した。この研究では,めっきのままの試料を調べたときは,Fe-Al-Si化合物は認められなかった。しかし,すべてのめっきのままの試料で,基板とFe-Al金属間化合物層の間の界面には,ケイ素の集積が認められた。黒鉛ノジュールが基板に認められた。基板中の黒鉛ノジュール存在は,溶融めっきのマーカーである可能性がある。Al中の溶融めっきの後には,すべての試料が,アルミニウムめっき層に黒鉛ノジュールを含んでいた。黒鉛ノジュールの酸化によって,アルミニウムめっき皮膜に亀裂が伝播した。黒鉛ノジュールはアルミニウムめっき皮膜中の亀裂の存在を意味したが,高温酸化実験によると,アルミニウムめっき皮膜は750°Cでさえ,有効に基板の酸化を防止することができた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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溶融めっき 

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