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J-GLOBAL ID:201002298108508819   整理番号:10A0763709

2,4-ジアセチルフロログルシノールにより誘導されるAphanomyces cochlioidesの増殖阻害と過剰な分岐は菌糸中のフィラメントアクチン細胞骨格の破壊と関連している

Growth inhibition and excessive branching in Aphanomyces cochlioides induced by 2,4-diacetylphloroglucinol is linked to disruption of filamentous actin cytoskeleton in the hyphae
著者 (2件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 1163-1170  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: T0482A  ISSN: 0959-3993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗菌性の2,4-ジアセチルフロログルシノール(DAPG)は根圏からの細菌Pseudomonas fluorescens ECO-001の生産する代謝産物である。この化合物が植物病原菌であるAphanomyces cochlioides AC-5の増殖をその菌糸を多岐化させカーリングさせることにより抑えるが,本研究はその作用機構を解析した。染色したフィラメントアクチン(F-アクチン)の構造を共焦点レーザー顕微鏡で観察したところ,生産菌もDAPGも菌糸中のF-アクチンの構造を破壊することを見いだした。その作用はF-アクチンの重合を阻害するラトルンクリンBのものと同様であった。これらのことからDAPGは菌糸中のF-アクチンを破壊する作用を持つ生物的防除剤であると結論した。
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分類 (3件):
分類
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分化,増殖,成長,生殖  ,  微生物に対する農薬  ,  生物的防除 

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