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J-GLOBAL ID:201002298162632940   整理番号:10A0676620

光触媒殺菌のメカニズムとモデル化についての概説

A review of the mechanisms and modeling of photocatalytic disinfection
著者 (4件):
資料名:
巻: 98  号: 1-2  ページ: 27-38  発行年: 2010年07月20日 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文は光触媒の基本的な殺菌メカニズムと,殺菌プロセスに適合するモデルについて概説したものである。光触媒は主として,光エネルギーを直接用い得る可能性があることと,殺菌と化学的解毒作用の両方を達成できることのために,水処理の魅力的な技術である。光触媒殺菌に関して多くの報告がなされているが,殺菌メカニズムに関して未だに多くの議論がなされ,プロセスの機構的モデルが全般的に確立されているとは言えない。ここでは,バクテリアの不活性化に関連した基本的な光触媒殺菌メカニズムを総合的に調査した。膜脂肪酸,特に多価不飽和脂肪酸の脂質過酸化反応のプロセスについては文献報告が多く見られる。最近の報告では,脂質過酸化反応の生成物に対してより多くの研究者が注視している。殺菌プロセスに適合するのに用いられる実験的及び機構的な数学モデルについても精査した。この点で,提唱されたほとんどのモデルは事実上実験的であり,従来の化学的殺菌原理にもとづいており,不均質な光触媒プロセスを表現していないことが多い。脂質過酸化反応にもとづく光触媒殺菌の機構的モデルの理論的展開を,細菌と光触媒粒子との間の相互作用を十分に配慮しつつ調査した。生物学と医学のような分野における脂質の自動酸化に関する広範囲の文献はモデルの開発に有益な情報である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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光化学反応  ,  下水,廃水の化学的処理  ,  滅菌法 
タイトルに関連する用語 (4件):
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