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J-GLOBAL ID：201002298183783795   整理番号：10A0038279

プラズマ源イオン注入法によって窒素イオンを注入した20CrMo合金のトライボロジー挙動

Tribological behavior of a 20CrMo alloy implanted with nitrogen ions by plasma source ion implantation

著者 (4件)： HE H.b. (Coll. of Engineering and Technol., Southwest Univ., Chongqing 400716, CHN) ,  HE H.b. (Graduate School, Dept. of Mech. & Aerospace Eng., ReCAPT, Gyeongsang Nat. Uni. Jinju 660701, KOR) ,  LI H.y. (Coll. of Engineering and Technol., Southwest Univ., Chongqing 400716, CHN) ,  LYU S.k. (Graduate School, Dept. of Mech. & Aerospace Eng., ReCAPT, Gyeongsang Nat. Uni. Jinju 660701, KOR)
資料名： Wear  (Wear)
巻： 268  号： 3-4  ページ： 399-404  発行年： 2010年02月04日 
JST資料番号： E0377A  ISSN： 0043-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プラズマ源イオン注入(PSII)法によって,1.0×10¹⁷~6.0×10¹⁷ion/cm²の用量範囲において,20CrMo合金に窒素イオンを注入した。イオン注入層の深さプロフィルを調べるために,電子プローブ・マイクロ解析(EPMA)法を用いた。多目的摩耗テスタの上で,摩擦試験と摩耗試験を行った。摩耗表面のマイクロモルフォロジーを観察するために,走査電子顕微鏡(SEM)を用いた。その結果から,「窒素イオン注入後には,表面層の摩擦係数は低減し,また,摩耗抵抗は,窒素用量に伴って増加する」ことを明らかにした。そのトライボロジー・メカニズムは,主に付着であり,また,その付着摩耗は,窒素用量の増加に伴って,より弱い酸化摩耗になる傾向を示した。その効果は,主として,硬質窒化析出物の形成及びその表面層内の窒素の過飽和固体溶解の結果であると考えられた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *クロム合金 ,  *イオン注入 ,  *摩耗特性 ,  *トライボロジー ,  モリブデン含有合金 ,  窒素 ,  表面構造 ,  微細構造 ,  酸化 ,  付着 ,  窒化物 ,  耐摩耗性 ,  摩擦係数 ,  摩擦試験 ,  摩耗試験 ,  電子プローブX線分析 ,  電子顕微鏡観察
準シソーラス用語： *プラズマ源イオン注入 ,  表面モルフォロジー ,  *摩擦特性 ,  用量依存性

分類 (4件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  金属の放射線による構造と物性の変化  (BK16122N) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  金属の機械的性質  (BL01022T)

タイトルに関連する用語 (4件)： プラズマ源イオン注入 ,  窒素イオン ,  注入 ,  トライボロジー挙動