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J-GLOBAL ID：201002298199194803   整理番号：10A1321825

海洋保護区における十年間の傾向は直接および間接的な影響における変化率の差を明らかにする

Decadal trends in marine reserves reveal differential rates of change in direct and indirect effects

著者 (8件)： BABCOCK R.C. (Commonwealth Scientific and Industrial Res. Organization, Queensland, AUS) ,  SHEARS N.T. (Univ. California, CA) ,  ALCALA A.C. (Silliman Univ., Dumaguete City, PHL) ,  BARRETT N.S. (Univ. Tasmania, Tasmania, AUS) ,  EDGAR G.J. (Univ. Tasmania, Tasmania, AUS) ,  LAFFERTY K.D. (Univ. California, CA) ,  MCCLANAHAN T.R. (Wildlife Conservation Soc., NY) ,  RUSS G.R. (James Cook Univ., Queensland, AUS)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 43  ページ： 18256-18261  発行年： 2010年10月26日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 離隔領域からの漁業閉鎖内外における長期の時系列生理学データを組み合わせて解析し,標的種に及ぼす直接影響の初期検出までの時間は5.13年であるが,形質媒介され易い他の種に対する間接影響の初期検出は著しく長い(13.1年)ことを見出した。多くの標的種は初期の直接影響を示したが,そのトラジェクトリーは大きく変動した。多くの標的種は増加し続け,いくつかは安定し,他のものは減少した。減少は,自然の変動保護区外からの漁業影響または高い栄養レベルにおける標的種からの間接影響によるものであった。直接影響に対する安定期間の平均は,6.2年であった。直接影響と有意差はなかったが,間接影響に対する安定期間の平均は9.1年であった。直接標的化された種のポピュレーションは漁業地域より保護区において安定であり,生態的回復力スの増加を示唆していた。

シソーラス用語： *海洋 ,  *自然保護 ,  *効果 ,  *変化 ,  漁業 ,  時系列 ,  生理学 ,  トラジェクトリー ,  ポピュレーション解析 ,  生態
準シソーラス用語： *影響 ,  *海洋保護区

分類 (3件)： 自然保護  (SB06000L) ,  漁労一般  (FH03010G) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (3件)： 海洋保護区 ,  傾向 ,  間接