文献

J-GLOBAL ID：201002298241541489   整理番号：10A1620487

環境法の新潮流 第82回 ドイツにおける排出枠取引制度に関する裁判例の一側面

著者 (1件)： 川合敏樹 (國學院大 法)
資料名： 環境管理(産業環境管理協会)  (月刊環境管理)
巻： 46  号： 12  ページ： 925-931  発行年： 2010年12月10日 
JST資料番号： S0268A  ISSN： 1340-2552  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 排出枠取引の制度化および運用については,一方で温室効果ガスの排出による温暖化や気候変動に対する施策としての有用性が認められながらも,他方では,その内実ゆえに既存の法制度や事業活動の在り方との親和性を確保することが課題でもある。排出枠取引制度の対象となる施設や事業について,直接的規制的手法が多用され,また,基本権保護との均衡が問題となってきたドイツにおいては,この課題は特に重要である。本稿では,こうした課題が争点となった裁判例をいくつか取り上げ,その内容とそれに対する学説などを概観していく。(著者抄録)

シソーラス用語： 法規 ,  *ドイツ連邦共和国 ,  *判例 ,  温室効果ガス ,  気候変動 ,  欧州連合
準シソーラス用語： 環境法 ,  *排出枠取引 ,  制度化

分類 (2件)： 環境衛生,公害対策一般  (SC01000F) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 環境法 ,  潮流 ,  ドイツ ,  取引 ,  制度 ,  裁判