抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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K-P2元系に対しては,液相線および溶解度に関する報告は無い。Pは化合物を容易に形成するため,K-P2元系にも多くの化合物が存在する。固体として存在する化合物と溶液中あるいは理論計算だけで存在する化合物と区別して議論した。前者に関しては,11種類の化合物が存在する。その内,3つの化合物は組成は同じであるが,高温と低温で結晶構造が異なる。また,後者に関しては,7種類の化合物が存在する。各々に関し,その特徴を挙げた。前者に属する9つの化合物と純Kおよび3種類の純P(黒P,白P,赤P)を含む13種類の固体の組成,ピアソンシンボル,空間群,プロトタイプおよび格子定数等の結晶構造に関するデータを一覧表として示した。また,3つのKとP化合物の標準生成エンタルピー,エントロピーおよび自由エネルギー等の実験的に得た熱力学的特性も一覧表として示した。