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J-GLOBAL ID:201002298293110630   整理番号:10A0852038

コンパクトな都市区域の理想的な高層ビルにおける換気戦略と換気率

Ventilation strategy and air change rates in idealized high-rise compact urban areas
著者 (2件):
資料名:
巻: 45  号: 12  ページ: 2754-2767  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: C0858A  ISSN: 0360-1323  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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近づきつつある風にとって,都市の高層の多い密集地帯は,障害物であり通り道でもあると見なされる。道路開放部分,開放街路屋根を横切る,あるいは街路網に沿った風量は都市空域とその周辺外郭間の換気量に寄与している。とある街路一画のビル配列を取り上げて(ビル幅B=30mm,ビル高さH=2Bまたは2.67B)ビル区域の密度はAp=0.25または0.4(すなわち上から見下ろした計画ビル面積と基幹をなす全表面積間の比率)その換気率を数学的に研究を行った。主街路と第2の街路は吹き抜ける風に対してそれぞれ平行であり,垂直である。都市のパラメーターは換気にとり重要なものであることが認識された。背の高いビル(H=2.67B)は背の低いビル(H=2B)よりも風上街路開放区域を通過する気流の流入率が高い値を示すと思われる。より広い街路と密度の低いビル街区は,街路網に沿って,より多い風通路とより大きい風量を得る。一方,街路沿いの風量は高層ビルに強く邪魔されて急激に小さくなる。したがって全街路長さは限定されてくる。さもないと下流域の換気がよくない状態となる。第2の街路は押並べて主街路より換気は悪い状態となることが分かっている。ビルの高さがまちまちであることは,一定高さのビル街区よりも街路屋根を垂直に吹き抜ける平均風量が大きく,換気を改善することに貢献している。もしビルの全てがz=0~0.33をベースとするならば,主街路および第2の街路の換気は改善される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
局地循環,気流  ,  建築環境一般 

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