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J-GLOBAL ID:201002298350749499   整理番号:10A0390481

Gaで置換したNiCuZnナノ結晶質フェライトの構造特性,磁気特性および電気特性

Structural, magnetic and electrical properties of Ga-substituted NiCuZn nanocrystalline ferrite
著者 (4件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 1339-1346  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: H0705A  ISSN: 0272-8842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,尿素燃焼法で合成した,Ni0.5Cu0.25Zn0.25Fe2-xGaxO4(x=0~1.0)のフェライト系の構造特性,磁気特性および電気特性に対する,ガリウムによる鉄の置換効果を研究した。700°Cで仮焼した試料のXRDパターンには,40~54nmの範囲の平均結晶子を持った,立方晶スピネルフェライトだけが認められた。Ga含有量が増加すると格子定数はわずかに変化した。これは,Ga3+とFe3+イオンの相対的イオン半径に基づいて説明できる。FT-IR測定では,2つの基礎吸収バンドが認められ,これらは四面体と八面体複合体の錯体の振動に割り当てられた。これらの吸収バンドは,Ga含有量が増加すると,わずかに変化した。Moessbauer測定によって,系の,可能性のある陽イオン分布を予測することができ,Ga3+イオンは,八面体サイトに位置するFe3+イオンを好んで置換することが判明した。Ga含有量>0.5の試料ではMoessbauerスペクトルで超常磁性状態が観測された。ガリウム濃度に伴う磁性超微細場の減少を超移動超微細相互作用に基づいて説明した。半導性挙動が全ての試料で推定され,伝導率の値はGa含有量の増加で減少することが判明した。スピネルフェライト化合物の伝導機構をホッピング伝導プロセスで説明した。周波数と温度の関数として測定した誘電率はGa濃度に依存することが判明した。測定された遷移温度は,Ga含有量の増加で減少することが認められた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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セラミック・磁器の性質  ,  酸化物結晶の磁性  ,  その他の無機化合物の電気伝導 
物質索引 (1件):
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