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J-GLOBAL ID：201002298387387309   整理番号：10A0940908

TiO₂-ZrO₂-Li₂O-CaO-Al₂O₃-SiO₂系のガラス-セラミックスの,特性,結晶化,微細構造に及ぼす,核形成助剤粒子のサイズの影響

Effects of nucleation agent particle size on properties, crystallisation and microstructure of glass-ceramics in TiO₂-ZrO₂-Li₂O-CaO-Al₂O₃-SiO₂ system

著者 (4件)： NEMATI A. (Sharif Univ. Technol., Tehran, IRN) ,  GOHARIAN P. (IAU, Tehran, IRN) ,  SHABANIAN M. (Isfahan Univ., Isfahan, IRN) ,  AFSHAR A. (Sharif Univ. Technol., Tehran, IRN)
資料名： Advances in Applied Ceramics  (Advances in Applied Ceramics)
巻： 109  号： 6  ページ： 318-323  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： E0272A  ISSN： 1743-6753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 歯科材料を念頭に置いて,TiO₂-ZrO₂-Li₂O-CaO-Al₂O₃-SiO₂系のガラス-セラミックスの特性に及ぼす,P₂O₅核形成剤のサイズの効果を検討した。原料の酸化物もしくは炭酸塩を所定の割合で混合し,サブミクロサイズもしくはナノサイズのP₂O₅を2.8mol%添加した。これを空気中で1400°Cで加熱し,溶解後,水冷した。これを乾燥・粉砕後,再び1400°Cで加熱・溶解後,銅の鋳型に鋳込み,450°Cで1h焼鈍後炉冷した。得られた製品を,いろいろな温度と時間で加熱し,DSC,XRD,SEMなどでキャラクタリゼーションした。結晶化は500~650°Cで起きた。主たる結晶相はLi₂Si₂O₅で,その他に幾つかの相が存在した。P₂O₅のサイズが小さくなると,Li₂Si₂O₅の結晶が針状から球状に変わり,機械的特性が改善した。ナノサイズのP₂O₅の添加で,280MPaの曲げ強度と620HVのミクロ硬度が実現した。

シソーラス用語： *アルミノケイ酸ガラス ,  チタン化合物 ,  ジルコニウム化合物 ,  リチウム化合物 ,  カルシウム化合物 ,  炭酸リチウム ,  酸化ケイ素 ,  酸化アルミニウム ,  酸化ジルコニウム ,  酸化チタン ,  炭酸カルシウム ,  添加剤 ,  結晶核形成 ,  酸化リン ,  粒度依存性 ,  *サイズ効果 ,  *熱処理 ,  *結晶化 ,  *ガラスセラミック ,  微細構造 ,  *機械的性質 ,  曲げ強さ ,  硬度
準シソーラス用語： *核剤 ,  *粒径依存性

分類 (2件)： ガラスの製造  (YC02020O) ,  セラミック材料  (HC04040H)

タイトルに関連する用語 (13件)： TiO2 ,  ZrO2 ,  Li2O ,  CaO ,  Al2O3 ,  SiO2 ,  ガラス ,  セラミックス ,  結晶化 ,  微細構造 ,  核形成 ,  助剤 ,  サイズ