文献

J-GLOBAL ID：201002298392206614   整理番号：10A0852359

実時間組み込みマルチプロセサ・システム用のオンライン適応型利用制御

Online adaptive utilization control for real-time embedded multiprocessor systems

著者 (5件)： YAO Jianguo (School of Astronautics, Northwestern Polytechnical Univ., CHN) ,  LIU Xue (Dep. of Computer Sci. and Engineering, Univ. of Nebraska - Lincoln, Nebraska, USA) ,  GU Zonghua (Coll. of Computer Sci., Zhejiang Univ., CHN) ,  WANG Xiaorui (Dep. of Electrical Engineering and Computer Sci., The Univ. of Tennessee, Knoxville, USA) ,  LI Jian (School of Software, Shanghai Jiao Tong Univ., CHN)
資料名： Journal of Systems Architecture  (Journal of Systems Architecture)
巻： 56  号： 9  ページ： 463-473  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： A0883A  ISSN： 1383-7621  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの組み込みシステムは厳密な実時間制約を持っている。実時間制約に適合するための効率的な技法は,各タスクの実際の実行時間が不確定に高くその予測値から遠く離れる事があったとしても,各ノード上のプロセサ利用方法を利用可能上限かそれ未満に保つ事である。近年,研究者達は利用制御問題に対してモデル予測制御(MPC)に基づいた解決を提案している。これらのアプローチはある限られた範囲の実行時間見積もり誤りを扱う事が出来るが,大きな見積もり誤りに対して,システムは性能低下や更には不安定な状態に陥ってしまう可能性がある。本論文において,筆者らは2つの適応型最適化制御技法を示した。一方は再帰最小二乗法(RLS)に基づいたモデル識別に線形2次(LQ)最適化コントローラを加えたものに基づき,他方は適応評者設計(ACD)に基づいている。シミュレーションの結果,LQ最適化コントローラとACDに基づいたコントローラは共にMPCに基づいたコントラーラよりも良い性能を示し,ACDに基づいたコントローラは追跡誤りが最小だった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 装置 ,  システム ,  マイクロプロセッサ ,  *マルチプロセッサシステム ,  *実時間処理 ,  *制御 ,  *適応系 ,  オンライン制御 ,  最小二乗法 ,  最適制御 ,  *組込みシステム
準シソーラス用語： LQ制御 ,  組込み機器

分類 (2件)： 制御方式  (JC02030K) ,  汎用演算制御装置  (JC04020N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 実時間 ,  組み込み ,  マルチ ,  プロセサ ,  オンライン ,  利用制御