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J-GLOBAL ID:201002298409122410   整理番号:10A0905070

チトクロームbc1による有害なラジカル発生の潜在的リスクを作る2つの予想される反応シーケンス間の識別 スーパーオキシド生成機構との関連

Discrimination between two possible reaction sequences that create potential risk of generation of deleterious radicals by cytochrome bc 1 Implications for the mechanism of superoxide production
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巻: 1797  号: 11  ページ: 1820-1827  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チトクロームbc1はプロトン駆動力を作る生体エネルギー機能であることに加えてスーパーオキシドの起源でもある。酸素の一電子還元は鉄-硫黄クラスターによるキノールの単一電子酸化(セミ前進機構)又はヘムbLによるキノンの単一電子還元(セミ逆転機構)の結果としてのキノン酸化/還元Qo部位(Qo)で形成するセミキノン(SQo)から生じると考えられている。どちらの反応を支持する実験データもあるので,どちらの機構がスーパーオキシドの全体的生産において主要な役割を果すかが議論されている。チトクロームc1によるFeSの酸化が障害したチトクロームbc1の変異体を使用して広範囲の条件下でスーパーオキシド生産,FeSの移動の干渉によるQo周辺のFeSの密度変化又はこの2つの効果の組合せを測定し,各機構の寄与を評価した。次いで,Qoでの内部反応と酸素の電子漏洩間の競合と推察されるスキーム内のセミ前進機構又はセミ逆転機構の数学的モデルで発生スーパーオキシド量を比較した。セミ逆転機構のモデルのみがFeS移動変異体のROS減少及びFeS障害変異体の酸化の実験的測定を正確に再現した。この機構がチトクロームbc1によるスーパーオキシドの発生リスクを示すSQoの定常状態レベルセッティングに優れていることを示唆した。Qoでの可能性がある多くの反応からこの反応シーケンスの分離はin vivoで複合体IIIがROS発生に寄与する条件の解明に資すると推察した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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