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J-GLOBAL ID：201002298424178316   整理番号：10A0929203

スプリット蛋白質のRNA鋳型階層的集合への一般的アプローチに向けて

Toward a General Approach for RNA-Templated Hierarchical Assembly of Split-Proteins

著者 (7件)： FURMAN Jennifer L. (Univ. Arizona, Arizona) ,  BADRAN Ahmed H. (Univ. Arizona, Arizona) ,  AJULO Oluyomi (Univ. Arizona, Arizona) ,  PORTER Jason R. (Univ. Arizona, Arizona) ,  STAINS Cliff I. (Univ. Arizona, Arizona) ,  SEGAL David J. (Univ. California, California) ,  GHOSH Indraneel (Univ. Arizona, Arizona)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 33  ページ： 11692-11701  発行年： 2010年08月25日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 規定細胞性条件下での条件付き酵素活性化法は,合成生物学や治療薬デザインに向けて有用である。本論文では,条件付き再構成スプリット蛋白質に関する一連の一本鎖核酸-鋳型性戦略について述べる。すなわち,フラグメント化蛋白質のユーザー規定一本鎖RNAおよびDNA標的への鋳型性再構築のために,pumilio,argonaute,および亜鉛フィンガーを含めた核酸結合ドメインを利用する方法である。RNA認識に向けた第一ステップとして,二本鎖RNA標的の3′,2-ntオーバーハングに結合するRNA干渉-関与argonauteのRNA結合ドメインを利用した。先ず,新しく形成されるヌクレオチド・オーバーハングのargonaute-介在性認識によって誘導されるスプリット-ルシフェラーゼ酵素の再構成を調べた。その結果を踏まえて,更に,スプリット-ルシフェラーゼに結合した高親和性亜鉛フィンガーの足場として働くDNAヘアピンに一本鎖DNAガイドが添えられた条件下での階層的集合を検討した。その結果,ガイドに相補的な隣接配列を含む一本鎖RNAの標的存在下では,この新しいアプローチ法は,VEGF,hDM2,HER2などの特異標的RNAに対して有効であることが確認された。更に,一般的利用法に向けた将来展望についても述べた。

シソーラス用語： 鋳型【遺伝】 ,  二本鎖RNA ,  分子認識 ,  タンパク質 ,  ルシフェラーゼ ,  二次構造 ,  ヌクレオチド配列 ,  *RNA【核酸】
準シソーラス用語： pumilio蛋白質 ,  アルゴノート蛋白質 ,  亜鉛フィンガー ,  *一本鎖RNA

分類 (1件)： 遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 蛋白質 ,  RNA ,  鋳型 ,  集合