抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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耐火物の省資源化として廃棄耐火物の有効活用は重要である。しかし,リサイクル率を増やすと特性が劣化することから,廃棄耐火物の選別,配合設計,施工,品質管理などの課題の克服が望まれてきた。本稿では,廃棄耐火物を特殊処理することにより高価値化し,耐火物の品質を維持しながらリサイクル率向上を可能にする技術について報告した。使用後のMgO-Cれんがを前処理(選別,乾燥,粉砕)し,酸化物骨材(電融マグネシア)を優先的に取出すリファイン処理を施した。5~0.5mm粒は回収率約30%,MgO純度93%,0~0.5mm粒は回収率約40%,MgO純度86%であり,有価原料として活用できた。リファイン原料を50%と多量に活用したMgO-C煉瓦は,実炉において耐用性を損なわずに使用可能であった。