抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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愛知製油所の常圧蒸留装置メインフラクショネーターのFRN~KERO分離域は腐食によるトレイバルブの脱落やスケールによるバルブ固着のため,分離性能が悪化していた。当該トレイの腐食要因及びスケール発生を根本的に排除することは困難なため,バルブ可動式のヌッターフロートバルブトレイから可動部を持たず,固着しないヌッターV-GRIDトレイに変更した。その結果,分離性能は向上し,安定した4年連続運転が可能となった。さらに,分離性能向上の付帯効果として,灯油ストリッパーの引火点調整用ストリッピングスチーム量を低減し,灯油増産,省エネ及び腐食環境の緩和を可能とした。(著者抄録)