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J-GLOBAL ID：201002298491030935   整理番号：10A0173850

抗菌類化合物は酵母の代謝経路を方向転換する:作用様式の指標物質としての代謝産物

Antifungal compounds redirect metabolic pathways in yeasts: metabolites as indicators of modes of action

著者 (5件)： WESOLOWSKI J. (Helmholtz Centre for Infection Res., Braunschweig, DEU) ,  HASSAN R.Y.A. (Helmholtz Centre for Infection Res., Braunschweig, DEU) ,  REINHARDT K. (Helmholtz Centre for Infection Res., Braunschweig, DEU) ,  HODDE S. (Helmholtz Centre for Infection Res., Braunschweig, DEU) ,  BILITEWSKI U. (Helmholtz Centre for Infection Res., Braunschweig, DEU)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 108  号： 2  ページ： 462-471  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酵母において,エタノール及びグリセロール生合成は解糖系を介した炭素代謝の中心に連結する。この研究において,抗真菌薬の処理に対する標的酵母の応答として,増殖速度の変動なしにエタノール及びグリセロールの濃度に影響することを解析した。試験酵母として異なる呼吸/代謝能を持つSaccharomyces cerevisiae及び鵞口瘡カンジダ,及び抗真菌薬として電子伝達系を阻害し,及び/または浸透圧ストレス応答を妨げる化合物を選択し,これらの化合物への曝露試験を実施した。その結果,浸透圧ストレス応答が活性化された時のみならず,電子伝達系の阻害に応答してグリセロール濃度は増加したが,エタノール濃度の上昇は呼吸経路を遮断した時のみ起きることを見い出した。また,これらのデータは増殖速度及び酸素消費速度の測定により補完された。これらの結果から,抗真菌薬の異なる作用様式の代謝指標物質としてエタノール及びグリセロール濃度は利用できることを示した。

シソーラス用語： *鵞口瘡カンジダ ,  *Saccharomyces cerevisiae ,  *抗真菌薬 ,  代謝経路 ,  *作用機序 ,  代謝産物 ,  電子伝達系 ,  ストレス ,  曝露試験 ,  酸素消費 ,  細胞増殖 ,  増殖阻害 ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族ニトロ化合物 ,  芳香族塩素化合物 ,  脂肪族アルデヒド ,  脂肪族ケトン
準シソーラス用語： 呼吸鎖 ,  浸透圧ストレス

分類 (2件)： 抗生物質一般  (GX01000E) ,  代謝と栄養  (EG03054K)

物質索引 (7件)： エタノール ,  グリセロール ,  ピロールニトリン ,  フルジオキソニル ,  ミキソチアゾール ,  メチルグリオキサール ,  アンブルチシンVS-3

タイトルに関連する用語 (8件)： 菌類 ,  酵母 ,  代謝経路 ,  転換 ,  作用様式 ,  指標 ,  物質 ,  代謝産物