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J-GLOBAL ID：201002298492764681   整理番号：10A0784972

持続可能な漁家経営と地域格差-京都府機船底曳網漁業を事例として-

著者 (2件)： 望月政志 (京大 大学院) ,  倉田亨
資料名： 漁業経済研究  (Japanese Journal of Fisheries Economics)
巻： 54  号： 3  ページ： 57-76  発行年： 2010年02月25日 
JST資料番号： L6238A  ISSN： 0433-0323  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ズワイガニやアカガレイに関する資源管理の先進的事例の一つとされる京都府機船底曳網漁業を取り上げ,資源管理の成功事例である当該漁業の漁家経営の実態とその問題点を明らかにし,持続可能な漁家経営について考察した。資源管理に積極的に取り組んでいることで高く評価されている京都府機船底曳網漁業の漁家経営について分析した結果,京丹後地域の漁家経営は非常に良好で持続可能な経営となっているが,舞鶴地域の漁家経営は厳しい状況にあることが明らかとなった。京丹後地域と舞鶴地域との経営格差を生み出す要因として,漁場から漁港までの距離といった地理的条件や総漁獲量に占める魚種構成比率,漁獲物の市場価格の違いが挙げられることがわかった。

シソーラス用語： *沖合漁業 ,  *地域差 ,  底引 ,  京都府 ,  事例研究 ,  経営分析 ,  資源管理 ,  組成 ,  許容量
準シソーラス用語： *漁業経営 ,  *持続可能な漁業 ,  *地域格差 ,  地理的隔離 ,  魚種組成 ,  漁獲物 ,  市場価格 ,  TAC

分類 (2件)： 水産経済・経営  (FH01020D) ,  漁労一般  (FH03010G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 漁家 ,  経営 ,  地域格差 ,  京都 ,  底曳網 ,  漁業