アリモドキゾウムシ(Cylas formicarius;鞘翅類:ミツギリゾウムシ科)の死にまね行動に対する大量飼育の影響

KURIWADA T.; KURIWADA T.; KUMANO N.; KUMANO N.; SHIROMOTO K.; SHIROMOTO K.; HARAGUCHI D.

文献

J-GLOBAL ID：201002298503521360 整理番号：10A0923566

アリモドキゾウムシ(Cylas formicarius;鞘翅類:ミツギリゾウムシ科)の死にまね行動に対する大量飼育の影響

The effect of mass-rearing on death-feigning behaviour in the sweet potato weevil (Coleoptera: Brentidae)

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資料名：
巻： 134 号： 8 ページ： 652-658 発行年： 2010年09月
JST資料番号： B0584A ISSN： 0931-2048 CODEN： ZANEAE 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

不妊虫を野外に放飼し,害虫を防除しようとする不妊虫放飼技術が試みられている。不妊昆虫の大量飼育が昆虫の行動にある種の影響を与えることが考えられる。不妊昆虫技術プログラムを改善するために,昆虫の対捕食者行動に対する大量飼育の影響を検討した。アリモドキゾウムシ(Cylas formicarius;鞘翅類:ミツギリゾウムシ科)の死にまね行動(対捕食者行動)の持続期間を,71世代大量飼育個体群と野生個体群とを比較した。大量飼育個体群と野生個体群との間には死にまね行動の持続期間に差は認められなかった。捕食者の存在しない状況の中でもアリモドキゾウムシ独特の死にまね行動に変化は認められなかった。

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昆虫・ダニによる植物被害 , 個生態学

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