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J-GLOBAL ID：201002298515771141   整理番号：10A0711768

有機太陽電池のカソードに依存しない高い性能を導く中間層としての水溶性ポリフルオレン

Water-Soluble Polyfluorenes as an Interfacial Layer Leading to Cathode-Independent High Performance of Organic Solar Cells

著者 (6件)： OH Seung-Hwan (Gwangju Inst. of Sci. and Technol. (GIST), Gwangju, KOR) ,  NA Seok-In (Korea Inst. of Sci. and Technol. (KIST), Jeollabuk-do, KOR) ,  JO Jang (Gwangju Inst. of Sci. and Technol. (GIST), Gwangju, KOR) ,  LIM Bogyu (Gwangju Inst. of Sci. and Technol. (GIST), Gwangju, KOR) ,  VAK Doojin (Univ. Melbourne, Victoria, AUS) ,  KIM Dong-Yu (Gwangju Inst. of Sci. and Technol. (GIST), Gwangju, KOR)
資料名： Advanced Functional Materials  (Advanced Functional Materials)
巻： 20  号： 12  ページ： 1977-1983  発行年： 2010年06月23日 
JST資料番号： W1336A  ISSN： 1616-301X  CODEN： AFMDC6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機太陽電池(OSCs)では,金属電極の仕事関数により電荷抽出が影響されるため,金属電極と光活性層間の界面抵抗を下げる必要がある。本研究では,水溶性のWPF-6-オキシ-FおよびWPF-オキシ-Fを,スピンコーティングにより界面に挿入し,ポリ(3-ヘキシルチオフェン):フェニル-C₆₁ブリル酸メチルエステル(P3HT:PCBM)を用いたOSCsを構成した。また,仕事関数の大きいAl,Ag,AuおよびCuを電極に用い,解放電圧(V_oc),電力変換効率,充填比を評価した。その結果,電極の仕事関数に影響せず,それぞれのV_ocとして0.64,0.64,0.58および0.63Vが得られた。さらに,低価格のCuを用いた場合でも,デバイス効率はWPF-6-オキシ-Fを挿入することで,0.8%から3.36%に向上することを明らかにした。

シソーラス用語： *太陽電池 ,  有機半導体 ,  境界層 ,  電気抵抗 ,  *ポリフルオレン ,  化学修飾 ,  水溶性 ,  スピンコーティング ,  光起電力 ,  エネルギー変換効率 ,  仕事関数 ,  層 ,  ポリヘキシルチオフェン ,  フラーレン
準シソーラス用語： *有機太陽電池 ,  中間層 ,  PCBM

分類 (2件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 有機太陽電池 ,  カソード ,  中間層 ,  水溶性 ,  ポリフルオレン