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J-GLOBAL ID:201002298534738082   整理番号:10A0905996

Microplitis demolitorブラコウイルスのタンパク質チロシンホスファターゼ-H2の特徴付けと動態解析

Characterization and kinetic analysis of protein tyrosine phosphatase-H2 from Microplitis demolitor bracovirus
著者 (5件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 690-698  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリドナウイルスMicroplitis demolitorブラコウイルス(MdBV)は古典的なタンパク質チロシンホスファターゼ(PTPs)と相同な13の遺伝子をコードする。以前の配列分析から,MdBV PTP遺伝子ファミリー(ptp-H2,-H3,-H5,-N1,-N2)の5つのメンバーがPTPsをコードし,7つのファミリーメンバーが偽ホスファターゼをコードし,1つのファミリーメンバーが偽遺伝子であることが示唆された。以前の実験検証は,PTP-H2をMdBVの感染に続く宿主血球の機能の無能力化へさらに関連付けた。ここでは,非融合またはチオレドキシン融合タンパク質として,PTP-H2と選択された変異体のEscherichia coli細胞における発現を報告する。ニッケル親和性クロマトグラフィーによる精製に続けて,完全長と変異体タンパク質は還元性条件のSDS-PAGEゲルで予測された大きさの単一のバンドとして流れた。PTP-H2の非融合型は基質としてリンペプチドEND(pY)INASLとジフルオロ-4-メチルウンベリフェリルリン酸塩(DiFMUP)を使用し,古典的なMichaelis-Menten速度論を示した。予想された通り,非融合突然変異体PTP-H2C236Sには,どんな酵素活性もなく,PTP-H2のチオレドキシン融合型では低レベルの活性があった。PTP-H2はナトリウム緩衝酢酸溶液内でpH4.0,26°Cで最適活性を示し,活性は緩衝液のイオン強度を増加させることにより減少した。また,活性は銅,へパリン,および古典的なPTPインヒビターであるバナジン酸塩の存在によって大いに抑えられた。抗-PTP-H2抗体を使用した免疫ブロット法と免疫細胞化学研究ではMdBVが感染したPseudoplusia includensの血球からPTP-H2のみが検出された。全体的に見て,結果はPTP-H2がMdBVが感染した血球で特異的に発現される機能的なチロシンホスファターゼであることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ウイルスの生化学  ,  酵素一般 
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