抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水田雑草クサネムの合理的な防除法を検討するために水田土壌中における種子の動態を実際の発生生態と関連づけて解明した。水田を再現したコンクリートポット試験では,クサネムは全体では代かき後の早期に発生し中干し期では小ピークを観察した。移植から中干しまでは発生が増加し,かん水土壌中では覚醒種子は膨潤するが発芽せず発生源は水面小節果である。春の耕起が休眠覚醒を促進する。クサネム種子の休眠覚醒を促進する秋~春季の圃場条件は,不耕起・裸地条件又は乾燥環境で複数回耕起する条件が埋土種子の低減につながる合理的な防除法である。