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J-GLOBAL ID:201002298652391410   整理番号:10A0875995

高脂肪食は2型糖尿病ラットで糖尿病の進行を阻害する

A high-fat diet inhibits the progression of diabetes mellitus in type 2 diabetic rats
著者 (11件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 483-491  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ラットとマウスが,高脂肪食を与えられるとき,異常な糖脂質代謝を伴う肥満を現すことはよく知られている。本研究で,著者らは,年齢と共に減少したインスリン産生と分泌により糖尿病を呈する糖尿病のラットモデル(Spontaneously Diabetic Torii(SDT))について,高脂肪食の効果を調査した。我々は,高脂肪食がこのモデルで糖尿病の誘導を加速すると仮定した。SDTラットは,16週の間,高脂肪食または標準食事を与えられる2群に分けられた。高脂肪食を与えられた群は生後16週目までに,肥満,高インスリン血症および高脂血になった。生後16週目以前に,標準食事を与えられた群において低インスリン血症を伴う高血糖が現れたが,血清グルコース濃度は両群で同等だった。生後16週の後,標準食事を与えられた群は,血清グルコース濃度の増加と血清インスリン濃度の減少を示した。予想外に,高脂肪食を与えられた群で,著者らは高血糖/低インスリン血症の進行の抑制を観察した。高脂肪食群において,組織病理観察によって膵臓ベータ細胞がより多く現れた。本研究により,生後16週目までのSDTラットに高脂肪食を与えることは,肥満,高インスリン血症および高脂血を誘発するが,高血糖は誘発しないということが示唆される。その後,高血糖と低インスリン血症の年齢依存的な経過は,高脂肪食によって遅れた。高血糖の発症の前に高脂肪食によって誘導される膵臓ベータ細胞の機能亢進症は,高血糖/低インスリン血症の発現を抑制するように思われる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  動物の代謝と栄養一般 
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