抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラミンはワシントン条約附属書IIに掲載され,その希少性が危惧されており,違法伐採も問題となっている。ラミン材のメタノール抽出物を精査し,化学識別の指標となりうる成分の存在について検討した。既報のフェノール類やフラボノイド類の他に,dihydrodehydrodiconiferyl alcoholおよびtetrahydrodehydrodiconiferyl alcoholが単離された。後者はβ-5′結合であるが,ベンゾフラン構造をとらない珍しいネオリグナンであり,天然からは初めて単離されたものであるため,識別の指標となりうるものと思われる。(著者抄録)